【ビル研】ビルの屋上で点滅してる赤いランプってなに?

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マンハッタン島の夜景
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あの赤い光って何?

今、この記事を読まれている皆さんのほとんどが飛行機や展望台から夜景を見たときに高層ビルの屋上でなにやら赤い光が点滅しているのを見かけたことがあると思います。しかしその光の正体や目的を知っている人は少ないのではないでしょうか。そこで、今回はその赤い光の正体について研究していきましょう!

空の安全に必要不可欠!

単刀直入にいうと、あの光の正体は「航空障害灯」と呼ばれるもので、その名の通り航空機やヘリコプターなどの飛行物体を安全に飛行させるために必要不可欠なものです。飛行物体を安全に飛行させる目的で設置されるため、周囲により高いビルなどがある場合は設置しなくてよい場合もあります。ちなみに日本で最初の航空障害灯は東京タワーに設置されたものです。また、珍しい例として、茨城県にある牛久大仏などにも設置されています。

この航空障害灯には「低光度赤色航空障害灯」、「中光度赤色航空障害灯」、「白色航空障害灯」などいくつかの種類がありますが、今回は先に述べた三つの種類について解説していきます。(「高光度」のものは存在しません)

低光度赤色航空障害灯

「低光度赤色航空障害灯」はその名の通り「中光度赤色航空障害灯」よりも光の強さが弱く、点滅(専門用語では明滅という)もしません。この航空障害灯は原則として60メートル以上の高さがある建物に設置が義務付けられていて、屋上の四隅に一つづつ設置されます(例外あり)。また、屋上に小屋や機械室など、高さが3メートルを超える物体がある場合はその物体の上にも設置します。

また、150メートル以上の高さがある場合には最上部に設置したものに加え、側部にも航空障害灯が設置されます。 しかし、97.5メートル未満の位置には設置する必要はありません。

これらのことを覚えておけば、ビルの夜景を見るだけでそのビルの高さをある程度判別することもできそうですね。

中光度赤色航空障害灯

「中光度赤色航空障害灯」はその名の通り「低光度赤色航空障害灯」よりも光の強さが強く、点滅しない「低光度赤色航空障害灯」と比べ、こちらは点滅します。

高さが150メートル以上の建物にはこの中光度赤色航空障害灯が設置され、建物の幅が45メートルよりも狭い場合は対角上に2つ、幅が45メートル以上の場合は対角上にこの「中光度赤色航空障害灯」2つ設置するのに加え、「低光度赤色航空障害灯」を違う対角上に2つ設置します。

さらに、高さが210メートル以上ある建物には最上部に加え、最上部の105メートル下の位置に設置します。

白色航空障害灯

「白色航空障害灯」はその名の通り白色の光を発する航空障害灯です。光り方はカメラのフラッシュのような感じです。

こちらはビルに設置するのではなく、鉄塔やタワーなど、比較的幅が狭い構造物に設置されます。東京スカイツリーなどがその代表例です。

高さが60メートル以上の構造物は低光度のものを、150メートル以上ある場合は中光度のものを設置する必要があります。

「白色航空障害灯」の代わりに赤色のものが使用される場合もあります。

研究結果

  • ビルの上で光っているものは『航空障害灯』と呼ばれるものである
  • 「航空障害灯」は空の安全に不可欠である
  • 「航空障害灯」には様々な種類があり、建物の高さや種類ごとに使用するものが決められている

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